お薬でブランド品、後発品気にする人をどう思う?
A
それは、個々人の選択です。
ご自身の選択を大事にされながらも、それがどう見られるかを気にされていらっしゃるのでしょうか。
ブランド品(先発品)と後発品のお薬は、有効成分や効き目は同じです。同じとされています。
ブランド品は、長く使われていてデータが豊富なので安心できるという気持ちや、開発の苦労に報いたいという気持ちもわかります。
後発品は、値段が安いことが多く、味や包装が工夫されていることがあります。
患者さん希望でブランド品を選ぶと、お薬によっては後発品との差額×自己負担割合分以上に追加の費用がかかります。
健康保険が負担しない分をご負担いただくためです。
お薬を早く飲み始めることが大切な場合では、在庫がある薬を優先してご案内します。早期服用の重要性を説明します。
それでも在庫がないブランド品ないし後発品の取り寄せを希望されることもあるでしょう。
服用が遅れるリスクは現実にあるかもしれません。
飲みたくない薬を飲むことによる気持ちの問題もあるでしょう。
どちらを選んでも間違いではありません。
どちらを選んでも間違いではなく、その選択も、その結果も、ご自身のものです。